猫背、反りすぎ、歩行の仕方の腰痛との関係

歩行の仕方と腰痛には密接な関係があります。よい歩行の仕方でなければ腰への負担が増え、しかるべきタイミングで腰痛を発症してしまいます。まずは正しい立ち方を習得してください。耳の後ろ側、腰椎前、股関節部分、膝の関節、くるぶしが一直線上にある立ち方です。コツは、顎を引いて、背筋をぴんとし、下腹に力を軽く入れるようにしてみてください。それをもとに正しい歩行の仕方を説明いたします。かかとをまずついて、足の外側から全体に体重をかけ、つま先で蹴るようにしてください。膝は伸ばしてかかとから着地します。

就寝時の姿勢、横になるときの姿勢と腰痛の関係

一言でいえば、上半身をS字のカーブを描くようにして眠るのが、もっとも腰への負担が減ります。就寝の姿勢には人によって好きな姿勢が異なりますが、もっとも神経が緩むには、横向きに寝て腰のあたりを軽く丸めた体勢です。特に、ぎっくり腰などの強めの痛みを伴う方はこの姿勢がよいのではないでしょうか。うつぶせはなるべく避けましょう。なぜならどうやっても正しい姿勢にはならないからです。また。ふんわりした布団は、腰痛になりやすく、原因となります。柔らかすぎる敷布団は腰への負担が大きいので適度な固さの布団を選んでおくとよいでしょう。

中腰の仕事(家事など)と腰痛の関係

炊事、洗濯、掃除などの中腰の仕事は腰への負担も大きく、腰痛の原因となります。毎日の仕事だからこそ、少しの工夫で腰への負担を減らしてみましょう。炊事ですが、調理場の台はご自身の身長にあっているようにしましょう。台が高すぎる人は床面に台を置くなどして調整することをお勧めします。台が低いと感じる人は調理台の方に台をおいてその上で調理に取り掛かるのがお勧めです。次に、掃除です。掃除機を使用する際にご自身の身長に合わせて管の長さを調整してください。洗濯物を干す際もなくべく腰への負担を減らす工夫をするとよいでしょう。踏み台や椅子の置き方をちょっと工夫するだけで腰への負担は驚くほど軽減します。

出産と腰痛の関係

妊娠中の方はおなかの大きさに比例して腰への負担も大きくなっています。おなかが大きくなるほど腰痛の症状を発症する方が増加する傾向にあります。原因は、おなかが大きくなって前に出てくると、それに伴い骨盤が前に傾くことになり、腰への負担になりますし、腹筋に力を入れにくくなりそれがまた腰への負担になるのです。運動不足や栄養の摂取のし過ぎで体重が増加することでさらに腰への負担が増します。妊娠中の運動にもっともあっているものは、水中での運動です。浮力で体重からの負担が軽減され、筋肉の緊張がほぐれることが原因です。グループでやるのも効果的です。悩みをみんなで共有することで精神的にも落ち着きやすくなるでしょう。

ハイヒールと腰痛の気になる関係

ハイヒールが原因で腰痛の症状が引き起こされる場合が多々あります。身長が高く、足も長く見えてかっこいいのですが注意が必要です。ハイヒールをはくとつま先で立つような姿勢になり、体が全体的に前のめりになります。姿勢を保つには膝を曲げるか、背中を後ろにそらせるようになります。しかし、膝を曲げることで足の筋肉への負担が大きくなり、猫背も併発することになってしまいます。体の重心も高い位置に移動しますので背筋を硬直させることになり、大きな負担となります。通勤時にはヒールの高くない靴をはき、会社ではハイヒールに替えるのも一つの案かもしれません。

椅子、座敷、正しくない座り方と腰痛の関係

椅子にもたくさんの種類があります。腰によい椅子、悪い椅子、さまざまです。たとえば、ふかふかのソファはよさげですが、柔らかすぎるものはお尻が沈み込んでしまい、結果、背中が丸くなってしまうことが多々あります。腰に負荷がかかってしまい、長時間この姿勢を続ければ腰痛を発症してしまいます。では、どんな椅子がよいのかというと、深さは背もたれにもたれたときに、足の裏の全体が床につき、膝がほぼ90度に曲がるモノといえます。

 

正しい座り方は、

顎を引いて姿勢をただす
膝を曲げたときに両方の足の裏全面が床につく
腰の丸い箇所がせもたれにつく

の3つです。

ぎっくり腰と荷物の持ち方の関係

同じものでも体の重心から遠くに持てば持つほど、腰への負担は大きくなります。持ち上げる高さは高いほど仕事量が増大します。なのでこれらを意識して避けることにより、腰への負荷は大幅に減ることになります。腰への負荷が一番少ない持ち上げ方はその逆を行けばよいのです。膝を曲げてかがんだ後、物は体になるべく近くし、抱っこするような姿勢で持ち上げる。ただし、腰痛の疾患がある方は重いものを運んだり、前かがみの姿勢で長い時間仕事をすることは避け、もし可能であればベルトやコルセットなどを腰に巻いてから腹圧がそっちにかかるような工夫が必要です。

正しい姿勢と腰痛の関係とは?!

長時間の同じ体勢は、筋肉がよほどほぐれた状態でリラックスしていなければ、往々にして腰への負担となってしまいます。血行をよくし、筋肉の疲労度を改善するためにも時折姿勢を変えていく必要があります。実は、一番楽な睡眠の時間でさえ同じ体勢を続けると腰痛を引き起こす原因になってしまいます。筋肉や関節は長時間同じ体勢をするだけでも血行が悪くってしまい、硬直します。結果、さらに痛みがまし、腰への負担は多大なものになってしまうのです。じっと同じ姿勢を続けることなく、短い時間で姿勢を変化させ、運動も可能であれば実施するのが望ましいでしょう。

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