病院に行く必要のない腰痛とは?!

いわゆる「ぎっくり腰」はほとんどの場合病院に行かなくても大丈夫です。下肢のしびれや痛みがある場合、または排尿障害がある場合を除いては病院で医師の診断を仰ぐ必要はないと思います。無理に病院に行かないほうがよいケースもあります。急激な腰の痛みを感じたらまずは安静にしましょう。固めのベッドの上でゆっくりと過ごしてください。2,3日して徐々に痛みが引いてくれば心配するようなことはありません。また、筋肉痛によるものの場合も病院などに行く必要がない場合がほとんどです。デスクワークなどで姿勢がよくない時間が長時間にわたり、それが原因で引き起こされるような腰痛も病院に行く必要はありません。繰り返し悪い姿勢を続けると椎間板ヘルニアなどを発症してしまいますので注意してください。

病院に行ったほうがよい腰痛とは?!

2,3日しても腰痛が治らない場合は病院に行ったほうがよいことがあります。ただし、これは早急な医師の診断・治療が必要であるか否かといったことは専門医でも判断が難しい場合が多く、簡単に判定できるものではありません。2,3日しても痛みが治まらず、痛みが増しているような場合、しびれがある場合は医師の診察を受けたほうがよいといえるでしょう。排尿などに以上を感じた場合は2,3日待たずに早急に診断を受けてください。この場合は馬尾神経に異常がある可能性が多くあり、治療が遅れると障害を残すこともあります。また、腰痛以外の「熱」などの症状がある場合は、内科の診断を受けましょう。腰以外の疾患がないか検査しましょう。

どの病院・診療科で見てもらうとよいか?!

はじめて腰痛で診察を受けに行く際には、どの診察科に行けばよいか迷われる方が多いようです。整形外科では骨や関節、脊椎、神経筋肉などが範囲です。形成外科は皮膚と皮下組織が主な範囲ですが、顔面骨なども受け持っており、美容外科の分野でもあります。脳神経外科でも整形外科と同じ脊椎や脊髄神経を扱うことがあります。整形外科は扱う範囲が広く、どこの科に行くのが適切か判断の難しいところです。何科がベストな選択か迷われた際には病院の案内に聞くのが一番です。少しでも迷われた場合は相談してみられるとよいでしょう。

腰痛のための内服薬、外用薬の基本マスター

腰痛で形成外科の診察後に出される薬に関して飲み方の注意点などを詳細に書いてみます。まずは、ほかの薬と併用しても大丈夫かどうかですが、これは絶対に自分で判断せずに必ず医師や薬剤師に相談してください。服用中の薬がある場合も当然ではありますが、必ず診察時に医師に伝えてください。鎮痛剤などを併用すると適量よりも多くなってしまうことがありますので、もし市販の薬をご自分で飲まれている際もその旨を伝えてください。

 

次に腰痛の時に処方される主な薬に関して説明します。(ここでは腰痛の一般的なものにとどめます。)

 

・消炎鎮痛剤
消炎鎮痛剤は非ステロイド計消炎鎮痛剤(NSAIDs)と呼ばれるもののうxひの内服薬・座薬が主に処方されます。非ステロイド系のものは、痛みに対してはかなりの効果が期待できますが、胃炎や胃潰瘍などの副作用もあります。消化器の粘膜を保護する物質(プロスタグランデイン)の分泌を抑えてしまう働きがあるためです。胃炎や胃潰瘍の薬と同時に処方されることも多いのはこのためです。

 

・筋弛緩剤
腰痛の主な原因として筋肉の緊張が考えられます。筋弛緩剤と一緒に消炎鎮痛剤が処方されることが多いです。筋弛緩剤には、中枢性筋弛緩剤と末梢性筋弛緩剤がありますが、一般的に処方されるのは中枢性筋弛緩剤です。末梢性のものはほとんどの場合、麻酔にしようされます、作用が強すぎて危険な場合があり、処方さてることはほとんどありません。

 

・ビタミンB12
しびれを改善するため、処方されることがあります。このビタミンB12は悪性貧血などの場合にも使用されるもので、神経を活性化し、しびれの症状などを緩和する作用もあります。抗生剤は感染症に処方されますが、普通の腰痛では不要です。

 

・外用薬
腰痛には湿布など外用薬が処方されることがあります。腰痛には、湿布薬か皮膚から直接吸収される消炎鎮痛剤です。形状は湿布タイプのほかにクリーム状、軟膏、液体などのさまざまなものがあります。市販の湿布では、インドメタシンやケトプロフェンなど消炎鎮痛効果の極めて高いものが含有されている場合があります。

 

 

腰痛にコルセットは有用か?!

薬局などでは、腰を保護するという名目でコルセットが販売されていることがあります。腰痛の際にはコルセットは着用したほうがよいのでしょうか。まず、ぎっくり腰の場合は市販のコルセットがすぐに入手できるのでしたら着用するのもよいでしょう。腰痛が緩和される可能性があります。コルセットはその機能として大きく2つ特筆すべきことがあります。一つ目は、腰を固定することで腰椎の動きを少なくすることで、二つ目は腹筋の機能を代役することです。この2つの機能により、腰への負荷が減少し、腰痛の症状が緩和されるのです。病院で処方されるコルセットには2種類あります。軟性コルセット、硬性コルセットの2種類です。硬性の場合、日常の生活に支障をきたす場合があります。軟性の場合は着用時でも日常の生活への制限はほとんどないといえるでしょう。

牽引療法とは?!

筋肉をほぐし、血行をよくする牽引療法ですが、実施する際には医師とよく相談する必要があります。牽引はただ単純に引っ張るのとは違います。牽引療法には通院で行う殿堂の間欠牽引と入院して行う持続牽引があります。
電動の間欠牽引は、症状に合わせて強度を適切に設定します。一定の間隔で牽引を繰り返します。緊張を緩和させる効果が期待できます。一方、持続牽引は、主に急性の腰痛の入院治療で執り行われます。方法は骨盤にベルトをかけ、足の方向に重りで牽引します。1日に6〜8時間程度、様子を見ながら適切に行われます。
腰痛疾患の場合には、牽引療法に適さないものもありますので、実施する際は必ず医師に相談の上で行い、医師の指示に従うようにしましょう。

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